LOCAL Area

紺碧の海岸線とプレアルプス山脈の間で

香水の原料になる「オレンジの村」として知られたル・バー・シュール・ルー

ヴィラ・ゾラは、ニース中心部から北西に22kmほどの、プレアルプス山脈がまさに始まろうという山の斜面にちょこんと乗った中世の村「ル・バー・シュール・ルー(Le Bar Sur Loup)」にあります。

名前後半の「シュール・ルー」とは、「ルー川(狼川)沿いにある」という意味。2000m級の山を水源とするルー川は、何種類かのマス類も棲む美しい渓流です。上流ではフライフィッシングも楽しめるこの川は、夏場は地元の子どもたちお気に入りの川遊び場になります。

香水の街グラースに近いことから、香料を抽出するためのビターオレンジの花(ネロリ)や皮を生産するオレンジの村として知られたル・バー・シュール・ルー。観光地化されていないので、鷹の巣村の雰囲気がよく残った静かな村になっていますが、評判の高いフレンチレストランが3軒もあり、このために遠くから訪れる人も多くなっています。

近隣には、やはり香料になるスミレの村として人気のトゥーレット・シュール・ルー、地中海を一望できるゴードン、マチスやピカソで知られるヴァンス、サン・ポール・ド・ヴァンスなどがあります。

街歩きに美術館や庭園めぐり、マルシェめぐり、地中海での海水浴、ハイキングに渓流遊び……一週間程度ではとてもこなせないほど盛りだくさんなエリアですが、さらに少し足を伸ばせば、モナコ、マントン、サントロペなども自動車で1時間〜1時間半程度の距離にあります。 

Local Countryside

街歩きに美術館や庭園めぐり、マルシェめぐり、地中海での海水浴、ハイキングに渓流遊び…… 一週間程度ではとてもこなせないほど盛りだくさんなエリア

地元の人も愛用するマルシェめぐり

フランスでの楽しみのひとつがマルシェめぐり。地元の人向けの小さな定期市や骨董市、トリュフ市など特定の市も多く立ちますが、やはり華やかなのはカンヌやアンティーブの大きめの常設マルシェ。特長のある専門店も多く、まだまだローカルも頼りにしている本物のマルシェです。

●マルシェ・フォーヴィユ(カンヌ)

 

夏は、すぐ近くの渓流での水遊びが楽しい

断崖絶壁が印象的なゴージ・ドゥ・ルー(ルー渓谷)を削り出したルー川は、浅瀬や小さな滝壺がつらなる川遊びにぴったり。生物多様性保護のためのEU指定地域「ナチュラ2000」にも選ばれています。
夏の暑い日には、本と敷物を持って行きゆっくり涼むのがおすすめです。川の色や渓谷美を楽しみながらのハイキングも◎。